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ハイブリッドケミストリー:UVライトによって二液型エポキシ樹脂を数秒で固定

UVライトによって二液型エポキシ樹脂を固定

多量の材料を使用する用途では、多くの場合二液型エポキシ樹脂では接着が遅いという問題がありました。しかし新開発の光固定処理により、製造工程の高速化と簡素化が実現しました。

この斬新なハイブリッドケミストリーの導入によって、二液型エポキシ樹脂がこれまでにない速度で硬化するようになります。わずか数秒で部品の滑りがなくなるため、アセンブリ全体の工程を中断なく進めることができます。照度1000 mW/cm²によるわずか5秒間の照射で、1 N/mm²の固定強度が得られます。

✓    UVライトによって数秒で固定

✓    熱硬化にスペース、機器、エネルギー、時間を必要としない

✓    工程途中の保管の必要なく、室温でも確実な最終硬化

✓    製造工程が1時間から数秒にまで短縮

光固定による革新的な二液型エポキシ樹脂接着剤

固定後は標準的な二液型製品と同様に、影になった領域を含め、室温での確実な最終硬化が可能です。固定強度が高いため、通常は工程途中の保管が不要です。

オーブンを使用すれば最終硬化は加速されますが、ほとんどの場合は不要です。特筆すべきメリット:熱硬化のための投資とエネルギーコストの削減、製造現場のスペース縮小、サイクル時間とスループット時間の大幅な短縮が可能です。

ディスペンシング、接合、光固定までの工程が1分未満で完了します。(接着剤の熱硬化を行うか室温で硬化するかによって)通常は15~240分を要する次の工程の開始が大幅に早まります。

「この新製品はまさに革命です。二液型製品の強度に光硬化のメリットが加わっているのです。将来的には、混合システムとランプだけで硬化が可能になるでしょう。時間が大幅に短縮されるだけでなく、製造現場でのオーブン、エネルギー、スペースを節減することができます」

DELO社マネージングディレクター Karl Bitzer博士

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ただし英語版のみになりますのでご注意ください。
 

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