絶えず進化する製造業界において、中小企業は重要な役割を担っています。高機能接着剤メーカーであるDELOが世界的な成功を収めてきた最大の秘訣は、中小企業の小回りの良さを組み合わせたイノベーションであるということを幾度も証明してきました。
DELOの重要性を示す発言の場の1つが、今年、2024年9月12日に開催されたChemistry & Pharma Summit(化学・製薬サミット)です。ドイツのオラフ・ショルツ首相も出席するなか、DELOのオーナーでありマネジメント・パートナーでもあるサビーネ・ヘロルドが参加しました。ドイツ産業連盟(BDI)とドイツ化学工業協会(VCI)の執行委員でもあるサビーネ・ヘロルドは、ドイツの中規模製造業社の熱心な推進者でもあります。
サビーネ・ヘロルドは、たびたびその立場を生かしドイツの製造業が直面している重要な問題や課題の対応に当たっており、煩雑な官僚的ハードルを減らしドイツの製造業の景気を回復することに取り組んでいます。特に莫大なエネルギーコストによりドイツ企業は途方もない負担を強いられており、世界規模の競争面では不利な状況に置かれています。DELOはエネルギー集約型企業ではありませんが、国際的に公平な競争世界の実現に向けて尽力しています。DELOがこれらのテーマに取り組んでいることは、当社が接着剤技術のパイオニアであるというだけでなく、政策の熱心な提言者としても評価されていることを明示しています。
サビーネ・ヘロルドは、次のように前向きに振り返っています。「政治家たちがドイツの製造業の懸念や要望にようやく耳を傾けるようになってきたというのが私たちの印象です。しかし彼らは、今、言葉を実行に移し、このような現状の改善に真摯に取り組まなくてはなりません」